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普通一種MT試験体験記「講習2日目」

月曜日になると、その週で使用される場内試験コースが発表されるので、スクールに電話をかけてコースを聞きます。幸い、今週は最初にS字とクランクがある、前回の挑戦で走ったのと似たタイプの第1コースでした。コースは一応4つありますが、2と4が使われる事は無いそうです。(コース図参照:ミクロマンさんのサイト
今は本免の路上の後に行われていますが、昔は仮免試験に縦列か方向変換があったんですよね。スクールの受付の人に「縦列が無いので、今は仮免が結構楽に取れるんじゃないですか?」と聞いたら、「その分採点基準が厳しくなっているので同じですよ」と言われました。ガックシ。
とにかく、そこから試験日まではひたすらコースのイメージトレーニングを繰り返しました。そして当日、午前は加美教習所での練習です。
講習も2日目となると多少気持ちに余裕が出来、教官と世間話をしながら走れるようになりました。それでも、巻き込み確認と交差点での左右確認がおろそかになる事があるのと、最後に車を停める時の位置合わせに不安はあったのですが、合計4時間の教習では時間が足りなくてそこまで詰められません。
まあ、講習が終わった後、教官の人に「これだけ走れるなら大丈夫ですよ!」とお世辞を言われた事もあって、なんとなく根拠の薄い自信を持ちつつ、午後からの試験が待つ試験場に向かいました。
試験場では昼休みにコースが開放されているので、試験の前に教官の人と一緒になって歩いてコースをチェックします。
当たり前の事ですが、試験場は加美教習場とは比較にならないほど広く、以前にもらった紙には書かれていなかったチェックポイントをいくつもその場で言われたために、まだ一度も実際のコースを走っていない私は、己のはりぼてのような自信に暗雲が立ち込めて来るのを感じました。「これなら12万円を素直に払っておいたほうが良かったかなあ」と思ったりもしましたが後の祭りです。
それでも、「最低でも最後まで走れるだろう」と思えるだけの自信はあったのですが・・・